松井玲奈、躍進１１位 佐藤亜美菜、落胆１８位…ＡＫＢ選抜総選挙

　ファン投票によって１７枚目のシングルを歌う“選抜メンバー（上位２１人）”を決めるＡＫＢ４８選抜総選挙の開票が９日、東京・ＪＣＢホールで行われ、昨年２位の大島優子（２１）が３万１４４８票を獲得し、前田敦子（１８）を破り、初の１位に輝いた。

　開票では、メンバーらの様々な思いが交錯、普段見せない感情がむき出しになった。今回最も躍進したのは、名古屋・栄を中心に活動する「ＳＫＥ４８」の松井玲奈（１８）。昨年の２９位から、一気に１１位に上り詰めた。

　テレビ東京系ドラマ「マジすか学園」でゲキカラ役を演じ一躍ブレークした松井は「もっともっと上見て、背筋を正して、前を見て、『１番が取りたい』ではなくて、『お前が１番になれ』と言われるようになりたい」と泣きながら誓った。

　中間結果で、“メディア選抜（上位１２人）”や“選抜メンバー（上位２１人）”の当落線上にいたメンバーらは、大きく明暗が分かれた。昨年の８位から１８位に順位を落とした佐藤亜美菜（１９）は「次は選抜に入れるよう頑張ります」と号泣。

　「次期エース」とも言われる渡辺麻友（１６）は５位となるも「この現状では満足していません。次はもっと上の順位に入りたい」。３位の篠田麻里子（２４）は「昨日は緊張で眠れなかった。司会に徳光（和夫）さんも来てくれるようになって、５年間やってきて本当に良かった」と号泣した。

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